ノギスで測れるもの
一般的なノギスは、1本で4種類の測り方ができます(ミツトヨの解説)。
- 外側:ボルトの太さ、配管の外径など
- 内側:穴の直径、管の内径など
- 段差:段のついた部品の高さの差
- 深さ:穴や溝の深さ(デプスバーを使う)
アナログとデジタル
- アナログ(バーニヤ目盛):最小読取値は0.05mmが一般的で、0.02mmのものもあります。電池がいらず、本尺の目盛とバーニヤの目盛を合わせて読みます。
- デジタル:0.01mm単位で数字が表示され、読み間違いが少なくなります。電池が必要です。
「最小表示」と「精度」は別のもの
デジタルノギスで0.01mmまで表示されても、0.01mmの精度で測れるとは限りません。メーカーの仕様では、最小表示と許容誤差が別に書かれています。たとえばミツトヨの製品ページでは、最小表示0.01mmのデジタル製品でも、測り方によって許容誤差が±0.02〜±0.04mmなどとされています。必要な精度に合わせて、仕様表の許容誤差を確認しましょう。
選ぶときのポイント
- 測れる長さ:150mmが一般的です。配管の外径や長い部品を測るなら200mm以上を選びます(配管サイズ表で外径を確認できます)。
- 許容誤差:仕様表で確認します。部品の加工や検査に使うなら、校正証明書が付けられるメーカー品を選ぶと安心です。
- 使う場所:水や油がかかる場所で使うなら、防水・防塵の表示がある製品を選びます。
正しく測るコツ
- 測る前にジョウ(測定面)を閉じて、ゼロ点を確認します。
- 部品をジョウの奥(本尺に近い側)で挟むと、誤差が出にくくなります。
- 強く締めすぎず、いつも同じくらいの力で挟みます。
- ボルトの太さを測ると、ねじの山の外側(おねじの外径)になるため、呼び径より少し小さい値になります。
参考にした公式資料
制度や料率は変わることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。