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ノギスの選び方と使い方

ノギスは、ボルトの太さや配管の外径、穴の深さなどを0.05mm〜0.01mm単位で測れる道具です。選ぶときは、表示の細かさと精度が別のものだという点に注意しましょう。

最終更新:2026/10/25 執筆:目安帳編集部

ノギスで測れるもの

一般的なノギスは、1本で4種類の測り方ができます(ミツトヨの解説)。

  • 外側:ボルトの太さ、配管の外径など
  • 内側:穴の直径、管の内径など
  • 段差:段のついた部品の高さの差
  • 深さ:穴や溝の深さ(デプスバーを使う)

アナログとデジタル

  • アナログ(バーニヤ目盛):最小読取値は0.05mmが一般的で、0.02mmのものもあります。電池がいらず、本尺の目盛とバーニヤの目盛を合わせて読みます。
  • デジタル:0.01mm単位で数字が表示され、読み間違いが少なくなります。電池が必要です。

「最小表示」と「精度」は別のもの

デジタルノギスで0.01mmまで表示されても、0.01mmの精度で測れるとは限りません。メーカーの仕様では、最小表示と許容誤差が別に書かれています。たとえばミツトヨの製品ページでは、最小表示0.01mmのデジタル製品でも、測り方によって許容誤差が±0.02〜±0.04mmなどとされています。必要な精度に合わせて、仕様表の許容誤差を確認しましょう。

選ぶときのポイント

  • 測れる長さ:150mmが一般的です。配管の外径や長い部品を測るなら200mm以上を選びます(配管サイズ表で外径を確認できます)。
  • 許容誤差:仕様表で確認します。部品の加工や検査に使うなら、校正証明書が付けられるメーカー品を選ぶと安心です。
  • 使う場所:水や油がかかる場所で使うなら、防水・防塵の表示がある製品を選びます。

正しく測るコツ

  • 測る前にジョウ(測定面)を閉じて、ゼロ点を確認します。
  • 部品をジョウの奥(本尺に近い側)で挟むと、誤差が出にくくなります。
  • 強く締めすぎず、いつも同じくらいの力で挟みます。
  • ボルトの太さを測ると、ねじの山の外側(おねじの外径)になるため、呼び径より少し小さい値になります。

参考にした公式資料

制度や料率は変わることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。