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配管の呼び径の読み方

「25A」「1B」「1インチ」は同じ太さの管です。呼び径は管の寸法そのものではないので、外径・内径との関係を知っておくと、材料選びや流量の計算で間違えにくくなります。

最終更新:2026/10/25 執筆:目安帳編集部

A呼称とB呼称

鋼管の太さは「呼び径」で表します。A呼称はミリ、B呼称はインチをもとにした呼び方で、同じ管を指します。

  • 15A = 1/2B(4分)
  • 20A = 3/4B(6分)
  • 25A = 1B(1インチ)
  • 50A = 2B

「4分」「6分」は、1インチを8等分した「分」で数える現場の呼び方です(1/2インチ=4分、3/4インチ=6分)。

呼び径は外径でも内径でもない

25Aの鋼管の外径は34.0mmで、25mmではありません。呼び径は「このくらいの太さ」という区分の名前で、実際の外径は規格で決まっています。鋼管(SGP・STPG)は、同じ呼び径なら外径が同じで、厚さが違うぶん内径が変わります。

呼び径と外径・内径(mm)
呼び径外径SGPの内径Sch40の内径
15A(1/2B)21.716.116.1
20A(3/4B)27.221.621.4
25A(1B)34.027.627.2
32A(1 1/4B)42.735.735.5
40A(1 1/2B)48.641.641.2
50A(2B)60.552.952.7
65A(2 1/2B)76.367.965.9
80A(3B)89.180.778.1
100A(4B)114.3105.3102.3

内径は外径から厚さの2倍を引いた計算上の値です。ほかの呼び径は配管サイズ表をご覧ください。

SGPとSch40は何が違う?

SGP(配管用炭素鋼鋼管)は使用圧力の比較的低い配管用、STPG(圧力配管用炭素鋼鋼管)は圧力のかかる配管用の管です。STPGの厚さは「スケジュール番号(Sch)」で決まり、Sch40よりSch80のほうが厚くなります。たとえば100Aでは、SGPの厚さが4.5mm、Sch40が6.0mm、Sch80が8.6mmです。

流量の計算には内径を使う

流速は「流量 ÷ 管の内側の断面積」で求めるので、計算には内径を使います。呼び径の数字(25など)をそのまま内径として計算すると、流速が実際と違ってしまいます。流量・流速計算ツールでは、呼び径を選ぶと内径を自動で使います。

塩ビ管や銅管、ステンレス管は、同じ呼び方でも外径や内径の決まり方が鋼管と違います。使う管の規格表やメーカーの資料で確認してください。

参考にした公式資料

制度や料率は変わることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。